傑作マンダロリアンに登場したボバフェット。
マンドーと別れた後の彼を描いた作品…なんだけど。結果すごく複雑な出来映えだった。
総評としては面白かった。かなり面白かった。しかしそれはボバフェットという作品自体を褒めてるわけではなく、いいエピソードが多かったので褒めている。
というのも…このドラマからボバフェットを推す気が全く感じられない。結局全部マンダロリアンが持って行った。そんな感じ。
1〜4はボバフェットのエピソード
それに対して5〜6がマンダロリアンのエピソード。皮肉にも多くの人がこの5〜6話を楽しんだことだろう。
ボバフェットのエピソードが極端に悪いわけでは無い。中でも2話はかなり面白かったしマカロニウエスタン的なノリも結構好きだった。
けど…マンダロリアンが5〜6話に登場して、改めて分かったことがある。
マンダロリアンには強さや威圧さの中に、愛嬌がある。
ベビーヨーダに対する想い、小さい子に対しての立ち振る舞い、全てが"主人公"そのもので永遠に見ていたいとも思えてしまう。カリスマ性の塊なのだ
それに対してボバフェットは"主人公“ではあるが"愛嬌"が無い。見ていて特に感情を揺さぶられないのだ。
エピソード5で初めて登場した時は謎多き男でそのミステリアスさに惚れてしまったが
そんな男を主人公にするとなるとこうも魅力が半減するのかと痛感した
しかし…何度も言うがかなり面白かった。本当に5〜6話、そして7話での"あのシーン"は最高に楽しめた。
とにかくマンダロリアンシーズン3がとにかく楽しみで仕方がない。