すみ

妻、小学生になる。のすみのネタバレレビュー・内容・結末

妻、小学生になる。(2022年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

大好きなドラマになった。
二つの家族が互いを見つめ合い前を向くまでのものがたり。

大切な人を失う痛みはきっと想像を絶するほど鋭くて、残された人の心を殺してしまう。痛みを感じないようにしたり、目を背けたり、逃げたりしてしまう。だけど、残された人の人生はその日以降もずっと続いていくわけで。
もう居なくなった人を想い続けることも一つの愛情だけれども、前を向いて生きることがきっとなによりもの弔いだ。

大事な人がいなくなるのはきっと突然で、実感が湧かないから、その瞬間、時間がぴたりと止まってしまう。貴恵が万理華ちゃんの身体を借りて戻ってきてくれた奇跡のような半年間は、みんなの心と時間を動かしてくれた。

最後の挨拶が「おやすみ」なのがとても好きだったな。
主題歌もドラマにとても合っていて、いつも泣いてしまった。
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