山田孝之の東京都北区赤羽の1の情報・感想・評価

エピソード01
山田孝之、芝居が止まる。
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あらすじ
2014年の夏、ある映画の撮影中に、役と自分を切り離すことが出来なくなり苦悩していた山田孝之は、赤羽に実在する個性的な人たちを面白おかしく描いた漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』に出会い、感銘を受ける。「ここに行けば、見失った本来の自分を取り戻せる」と直感した山田は、映画監督の山下敦弘を自宅に呼び出し、赤羽に向かうことを告げる。そして、赤羽での自分の姿を撮影してほしいと依頼する。
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8823peメモ

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これから流れる映像は 山田孝之 主演 映画「己斬り」のNGカットである 2014年夏 山田は東京都北区赤羽に移住した そのきっかけとなったのがこの芝居である 「死ねないですね。いや、斬れないですね。死ねないじゃないですか。結局これがジュラなんで」 山田は作り物の刀では死ねないと言う 「刀を用意、これどおり、このタイトルありきで考えたこのラスト、慎之助は自分で死ぬ、死ぬっていうのをやるのであれば、ちゃんと刀を用意してもらう。だからそういう風になってるじゃないですか台本が」 「刀(真剣)を用意してもらうか、タイトル、結末を変えるか」「ちょっと両方とも厳しいかな」「じゃあ考えましょう」 撮影から一週間後 山下監督の元に山田から荷物が届いた 「ここ最近ドキュメンタリーじゃあ結構まだ今も増え続けてる感じ?」「まあ最近が特にですね。前までもあのー見てはいましたけど。あ、俺あれですよ、あの監督のやつ持ってますよ」「お!あ、ありがとう。あ、ありがとう。ありがとう…えー、全部見てないんだね」 「(清野とおるさんの漫画)ここに出てくる人たちってすっごい人間らしいと思わないですか?ありのまま生きてるじゃないですか、みんな。それって凄いことですよね」 赤羽の書店では『ONE PIECE』よりも売れているらしい 「僕は今まで、自分らしく生きないように生きてきたんですよ。こういう役やったり、こっちの役やったりとかするじゃないですか。でもこれって結局この軸があることによって限界があると僕は思ってたんです。だから、軸がない方がいいと僕はずっと思ってたんですね。で色んな役をこうやってやってきてたんです。でもやってきてた結果、今回こうやって自分と役の境目が分からなくなって切り離すことができなくなってしまったんです。一度、自分らしく軸というものを作る作業をやってみようかなと思ったわけです。そうした時に、ここに出てくる人たちって凄くみんな軸がしっかりしてるんですよ。自分らしく生きてるじゃないですか。だから赤羽に行こうと思ったんですよ。山田孝之というこの軸ができる瞬間って僕から見てると、僕の主観だと分からないと思うんですよ。それを客観的に見てくれる人がいないと。だからそれを山下さんに見ててもらいたいんです。記録してもらいたいんですよ」 山田が軸を見つけるまでの過程を 山下監督に記録して欲しいそうだ 「すぐ戻ります」「すぐ?また、あの終わる時間分かったら連絡ください」「電話します」 この日 山田からの連絡はなかった 喫茶店 友路有(トゥモロー) 東京名菓ひよ子3袋 山田の行動に納得してない担当マネージャー 赤羽一番街商店街振興組合 小出俊雄 理事長に挨拶 ★清野さん、ウェルカムホースで山田を迎える。どこから連れてきたかは語らず