山田孝之の東京都北区赤羽の11の情報・感想・評価

エピソード11
山田孝之、桃太郎になる。
拍手:0回
あらすじ
「今まで生きてきた中で自分が出来ることは、やっぱり芝居だ」と気付いた山田は、今まで出会った赤羽の人たちと一緒に劇を作ることを決意。劇団「北区AKT STAGE」の古屋太朗さんの協力を得て上演会場を確保し、ジョージさんやちからのマスターと悦子ママ、斉藤さんのもとを訪れ、劇への出演を依頼する。そして、山田は自ら脚本作りにも取り組み、何を描くべきか悩んだ挙句、「桃太郎」をベースに台本を完成させる。
コメント1件
8823peメモ

8823peメモ

このコメントはネタバレを含みます

「なんか今までこう、お芝居というか、舞台とかそういうのって経験あるんすか?」「僕?」「はい」「人生が芝居だよな。はっきり言ってな。みんなそう思うよ。うん、やっぱし」 「内心自分でもそれを感じてる部分が1%でももしかしたらあったかとしれない、あったけど、考えないようにしてたというか、楽しかったからこれはこれでこのままでもいいんじゃないかって思ってた部分がもしかしたらあったかもしれないですけど、今思うと。借りを返すじゃないですけど、あの、はっきり言って男として、あの、一人の人間として、これだけが僕という風にはジョージさんとか他の赤羽で知り合った人たちにも見てもらいたくないですし、うーん、だから何かこう、やるべきことがあんじゃないかと。今までそうやって色んなことを紹介してくれた、見せてくれた、楽しませてくれた、だからこそこっちもこっちで何かを返すべきだと僕は思いましたね。自分にしかできないことを」 芝居の稽古 山田演じる桃太郎は鬼退治に向かうが、動物たちの暮らす村で楽しく過ごすことになる。 この物語の桃太郎は鬼ヶ島へ行くことに疑問を持っている。 山田は芝居が出来なかった頃の心境を『桃太郎』に重ねていた。 お前なんか、芝居以外生きてる価値がねえんだよ。