サトウ

あなたに聴かせたい歌があるんだのサトウのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

学生から見た大人の代表って親か先生なんだよね。
学校生活って校則とか時間とか色んなものに縛られててすごく窮屈なように感じて…
大人(先生)は校則なんてものは無くて自由でいいな。って思う。だから先生のことを嫌うのかも。
でも大人になってみたら実は1番楽しくてなににも縛られてなくてキラキラしていたのは学生の時だったっていうことに気づく。

わたしは7話が1番好きで
「"おいしい""まずい"は全然甘いの。それとは別に"安心する"があるんだよ。」
このセリフに刺さりまくった。人生で迷った時、「2択しかない。どちらか選ばないと」って思いがちだけど実は2択じゃなくてもっとたくさんの選択肢があるんだろうな、って思わせてくれたセリフ。


夢を持っている人、夢に向かって頑張っている人、夢を諦めた人、夢を叶えた人、全員どこかで必ず共感できる部分がある。

人間のキラキラしている部分も暗い部分も
全部愛せるような気がする。そんな作品でした。
サトウ

サトウ