イエローオーシャン

二十五、二十一のイエローオーシャンのレビュー・感想・評価

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
4.2
「お前の夢を奪ったのは俺ではない、時代だ」
IMF危機で廃部になったフェンシング部に所属していたナ・ヒドと多額の借金を突然抱えることになり家族バラバラになったペク・イジン。

時代に呑まれながらも、仲間たちと全力で毎日を生きる姿がとても良かった。
折りたたみ式ケータイやデスクトップのパソコンがレトロで懐かしかったしOPもアメリカのシットコムみたいな雰囲気で素敵。

ボナは映像作品のイメージがあまりなかったけれど、今回の役が本当に好きで負けず嫌いでありながら家族想いで友人想いのユリムが本当に魅力的だった。


いつかは思い出になり忘れていくけれど、その一瞬一瞬は全力で生きていたし、この時がずっと続くと思い、この時を忘れないと思っていた。そんな自分を少し懐かしく思う時期が二十五二十一なのだと思う。