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二十五、二十一のguppyのネタバレレビュー・内容・結末

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒドのキムテリが、可愛くて、愛しくて。ヒドを好きになってしまった。
時代や若さによって終わってしまう、ヒドとイジンの関係。
2人の甘いシーンとイジンのヒドへの眼差しがよかった。
永遠に続くかと思う密度の濃い時間。ヒドとイジンには、互いに相手の存在があったから試練や人生があった。こんな青春を一緒に体験した人と結ばれた先が見たかった。
2人でなら、離れた時間を乗り越え、ハッピーエンドの先の忙しい時間があっても信じ合える未来があってほしかった。
でも、21歳には今あるその時間、感情に価値を置いてしまうのも分かるし、ドラマとして、完璧なラストになっていると思う。

イジンは、ヒドがいたから、成功し、家族と暮らせるようになった。イジンには、ヒドを愛し、幸せをただ想っていて欲しいと思ってしまう。
前半に、イジンが自分は幸せにならないって約束するって場面があったけど、幸せはヒドといる時間だったから、家族も仕事の成功も得たけど、本当の幸せにはならなかった気がする。

大人になり、起こる出来事への新鮮さを失い、慌ただしい日々でも、悩みや喜びがある。
青春の1ページが過去になって、会わなくなった人もいる。
今の身近にいる人たちもいずれ会わなくなったりもする。
その時その時を大切にしていたら、またその時間も、あとになって大切な時間になるのかもしれない。


見だしたら止まらないし、感情移入しすぎて、いろんな思いが込み上げて、寝付きが悪くて、こんな長ったらしい感想をかいてしまった。
あと、ほぼ全話に近いくらい泣いてたかもしれない…
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