そのちん

二十五、二十一のそのちんのネタバレレビュー・内容・結末

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

遅れてレビュー
リアタイ勢でした。
私の人生ドラマの一つ。

こんな言葉でまとめていいものではないけど、社会派×友情の作品。(いや愛?虹?)

自分が経験することのないスポーツ選手、記者、キャスターなどの立場に気づくことができ、これぞエンタメの価値。
表面だけを見ずに想像する力をつけたい。
ニュースや記事などから入る情報を鵜呑みにして批判的になる前に伝える覚悟や伝える側の苦しみを想像できる人でありたいと思った。

ペキジン(ペクイジン)とナヒドはもちろんコユリム、ジウン、スンワンを含めた5人は一緒にキラキラしたあの時を過ごした友達だと思ってる。
スンワンはロールモデルに追加。
自分が得てきたものを捨てる覚悟で、まちがってることをまちがってると伝える勇気を忘れない。

賛否があった結末だけど
個人的にはあれもいい終わり方だったと思う。脚本家や監督も批判されるリスクを背負ってつくった作品だと思うけど、あの終わり方だからこそ制作意図を実感できた。

「永遠ではない
ふりかえると一瞬の輝いた時間」

夢を叶えた2人が
画面越しに久しぶりに挨拶するシーンは胸が締め付けられた。

心に残るシーン、名台詞がたくさん。
アジトもトンネルも水道も公衆電話も海も試合も良き思い出です。
欧州映画のようなカメラワークも緊張感のあるシーンに音楽を流さないところも惹きつけられた理由の一つ。
10年後、20年後にも見直したい。
OSTは一生聴いてる。


==時代メモ==
IMFから始まり、オリンピック、その他(ネタバレ避ける)の歴史的出来事・時代の流れと彼らの変化が巧みに表現されていて、同じ時代を生きてない私だけど一緒に成長した気持ちで見ていた。
当時を知ってる両親は懐かしがって見てて羨ましかった。
公衆電話、ポケベル、ガラケー、PCの形など連絡手段の変化が面白い。

公衆電話って録音機能あるの?!ってびっくりして調べたら日本の公衆電話にはないけど韓国にはあるらしい。
公衆電話のシーンから沼にハマった気がする。

=キャストメモ=
ナヒド(キムテリ)とペクイジン(ナムジュヒョク)のケミがばっちり。
どう見てもスポーツに励む学生にしか見えないのに30代のキムテリに圧倒。
役作りのためにプライベートでも砂袋を持って走ってたというエピは有名。

最後に謝罪。
スタアプのドサンがあまり好きではなくナムジュヒョクに苦手意識を持っていたこと本当に申し訳ございませんでした。
細かい手の動きや目線の芝居が上手で気づいたらペキジン沼でした。今でも OSTを聴くとペキジン!!!って叫んでます。2521民みんなの初恋で元彼。
そのちん

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