自閉症スペクトラムの当事者による、当事者や支援者のためのドラマ。
ASDの失言や感覚過敏、穴モテで男との距離感バグってるシーンなど、フラバ不可避なエグめのシーンが多いかと思いきや、案外サラッと観れる。
劇中で何度も言われるセリフ「普通になりたい」。基本的に生きるのにギリギリなASDの人でも自分がそうと決めたときの行動力えぐいじゃん、て話だと思った。
また、周囲の理解者の演出も素晴らしい。ジャックの父親のルー役を演じたジョー・マンテーニャ氏と、製作のジェイソン・ケイティムズ氏には、現実でも自閉症の子供がおり、だからこそ親亡き後の子供の人生を切実に心配する描かれ方がリアルだった。
メイン3人のキャストはASD当事者が演じてる事はもちろんのこと、「ユニークライフ」で脇役だった人も出てたりとコミュニティを感じられてそこも良い。
あとシーズン2がありそうな終わり方だった。
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自閉症スペクトラムの当事者がメインで出ている印象的なドラマ作品は他にも『プリーズ・ライク・ミー』と『スペシャル 理想の人生』があり、こちらもおすすめなのでぜひ観てみてほしい。
