限られた空間と犠牲になり得る多数の登場人物というゾンビ映画を盛り上げる要素を、"学校"という空間と"生徒"という大勢で上手く構成しています。
学校から出ればいいじゃん、とかそんなガラスすぐゾンビに破られるじゃん、とかツッコミどころは満載ですがそこはご愛嬌。そんな所にイライラさせられるのも製作者側の意図に乗っかってしまっているのかもしれません。
そして何よりゾンビよりも人間側にいる小悪者の描き方が上手。なんて自己中でなんてひどい人間だ、というキャラが幾たびも出てきます。最後はやられて気は晴れるのですが、本当に感じ悪い人が多い、、、。
政治問題を持ち出すのは違うかもしれませんが、年来の国家間諸問題やセウォル号事件などを考えると、そういうお国柄ならではなのかなと思ってしまったり。
ともかく、ゾンビ映画、パニック映画が好きな方には期待要素がふんだんに盛り込まれたおすすめできるドラマです。