"ガラスの天井の横には、鉄の女がいる"
これ本物のインタビューとか見て、よくこんな緩い理論でメディアも騙せたなってめっちゃ思う。あの独特の作られた低音ボイス、瞬きをしない目、本物のエリザベスホームズの特徴を捉えたアマンダセイフライドの迫真の演技に脱帽。
19歳や23歳やそこらで70億規模の会社を背負うCEOになったエリザベスホームズのプレッシャーに同情しつつも、嘘を覆い隠してもよいという詐欺師的思想を持った人間性への不信感が両方渦巻く不思議な気持ち。最初は世界を変えたい、人々の役に立ちたいって気持ちあったんだろうけど、若くしてのしかかるプレッシャーや経験不足で制御不能になったんだろうな、普通なら降伏するけど、NDAによる社員の囲い込みや患者への偽造診断、シーメンスの機械にラベル張り替えて検査してたり、もう製品は絶対完成しないだろ、って状況で突き進むメンタルもすごい。
"いずれ成功するけどあの時はそうじゃなかった"って誰もがそうやって生きてんだが😆でも野心を持たなければ責任もない。っていう思考は行動した人にしかわからない言葉というか、その辺はほんとにすごいと思った。appleからヘッドハンティングされたデザイナーのキャラがやたら好き。GTFM(get the fuckin money)！敗血症だ！も好き。
