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らんまんのmanamiのレビュー・感想・評価

らんまん(2023年製作のドラマ)
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大好きな神木くんを毎朝観られるという幸せな半年間に、感謝が止められんき。(「〜き」の使い方合ってるのかは分からないけど、朝ドラの方言ってうつるのよね。過去作でもそうだった、使いたくなるのよ。)
最終週までを振り返ってまず思い起こされるのは、セリフの素晴らしさ。雑草という名の草はない、ズギャン、峰屋は若の財布じゃない。強く印象に残る言葉が散りばめられてた。その一方で、なんてことない日常生活での会話なども温かくみずみずしく、登場人物たちが本当にそこに生きているようだったわ。
峰屋、白梅堂、十徳長屋、東大、印刷所、万太郎が出会う人々みんな、まさに根を張ってしっかり生きていると思わせてくれるような、いのちを感じさせてくれるような、そんなお話だった。
万ちゃん寿恵ちゃんの支え合う関係性も素敵。ぱっと見では万太郎の夢に寿恵子が協力した、いわば「万太郎ファースト」のように捉えられるかもしれないけど、妻の想いや要望に、夫が要所要所で応えているのは、話をしっかり追っていれば伝わったはず。
舞台は明治時代であってもそういう点では、現代的な感覚をバランスよく取り込めていたと思う。
そしてとにかく、神木隆之介と浜辺美波が素晴らしかった。「スエコザサ」週は常に目頭を熱くしながら観、最終回はぼろぼろ泣きました。
まんロスだわ。
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