manami

ケの日のケケケのmanamiのレビュー・感想・評価

ケの日のケケケ(2024年製作のドラマ)
-
當真あみと奥平大兼、フレッシュを絵に描いたような若手俳優が共演ということで視聴。話としてやりたいことは面白そうだし、メイン二人以外のキャストも好演してたのに、なんだかピンとこないまま過ぎ去っていきそして終わってしまった。
まずは担任がかのドラマの昭和レベルで不適切。問題発言多すぎるだろ、令和やぞ。最低でも家庭科部とパソコン同好会には謝罪した方がいい。
ただ、彼女の言ってることは無茶苦茶ではあるんだけど、片瀬あまね(當真)が自分で選んで入って来たんでしょ、って言い分はまあ一理ないこともない。で、それが何かしらの伏線だったりするのかと待ち構えてたのに、結局ただただ無計画なだけだったことにはびっくり。
そして松木はなんで留年?その家庭環境なら高校進学の道がまずなくない?一年分の学費を余分に払えるなら、ケアは外部に発注したら?彼女も柴田も、この作品における必要性がいまいち分からないんだよな。
部室に凸してきた皆見(小宮山莉渚)に責められてるあまねを、進藤(奥平)と佐野(望月歩)が助けないのも不自然すぎる。
さらに何よりも疑問なのは、あの娘を何年も育ててきたにしては母親(尾野真千子)が無神経極まりないこと。生きづらさを抱える年頃の娘と暮らす家に恋人を連れて来るなら、もっとちゃんと教育しときなさいよ。ただでさえ実の父親とのあんな背景があるっていうのに。あそこまで人の気持ちが理解できないなんて、彼女にも何かあるんじゃないかとまで思ってしまうよ。
良かったところは、進藤が作った同好会の活動内容。かわいい。好き。
岡山天音が教師役っていうのはもっと好き、尊い。図書室にいたってことは司書さんかな?分からんけど、メガネをかけた先生という彼の存在だけで、私的には十分に観た価値あり。
manami

manami