このレビューはネタバレを含みます
すごく面白かった！
が、よくよく考えると突っ込みどころは多い。
コン・チャンがお金に困っていない、どころかどちらかと言うと金持ちっぽいのは何故なのだろう。。
父親は駐車場の案内人だし、義母もかなりの貧乏暮らしをしているっぽいのも気になる。
なんでわざわざアメリカで出産させたのだろう。
妊婦さん本人が気づかないうちに出産させて「死産でした」で済ませる作戦なら、外国に行くより韓国で息のかかった病院でやらせる方が簡単だと思うけど。
TK会長は、なんでわざわざ室長が悲しんでいるときに「お前が罪をかぶれ」なんて言ったのだろう。
結果論（室長はその無神経で非道な押しつけに反発した）は別として、そもそも「お前が被れ」なんて言わなくても、室長はずーっと当然のように汚れ役を引き受けてきたのに、よりによって最愛の息子を亡くしたその夜に押し付けるって、あんなにずる賢いTK会長がそんな浅はかなミスを犯すわけがないですよね。。
なので、ストーリーの流れとして、その後に室長が全部暴露するきっかけのためにそんな変な行動を取ったのだろう＝ご都合主義じゃん！と思ってしまう。もったいない。
あと、最後の大オチ「実は会長が犯人だった！」ですけど、これも本当に意外でびっくりしましたけども、ちょっと変ですよね。
孫のジェイの親権をがっちり欲しがってましたし、死んだときは心底悲しんでいたし、自分の息子がダメ男でも会社を継がせたりしてるのに、なんで自分の子を宿していると知っていて屋上から突き落とすのだろうかと。。
これも、妊娠を知らずにカッとなって突き落とした。その妊娠を終盤になってから知って苦しみながら服毒自害。。みたいな感じにまとめて欲しかったな。
撮影が始まった時点ではラストが決まっていなかったらしいので、終盤がちょっと変なのは仕方ないのかしらね。。
