残念ながら「金魚妻」の出来が酷かったので、同じ原作者【黒澤R】さんの漫画がつまらないとかのレッテル貼られないかと心配になっていた。
原作漫画「復讐の未亡人」はコミックを集めていて、一巻には「1」という数字がない。
勝手な推測だけど一巻分で終わる予定だったんではないかと。ドラマのラストと同じあたりで終わった。
反響が大きかったからかは知らないけど、二巻以降はドラマに出てきた凛や山下あたりも登場し、密の過去や母親との確執などより深く描かれている。
さて、本作。
テレビ東京系列での放送が決まったと知り、「やんごとなき一族」の弾けた演技でようやく世間にも名が知られる様になってきた松本若菜主演。
2007年の「仮面ライダー電王」で知った松本若菜が活躍するのは、親目線?みたいに嬉しい。
原作一巻での蜜の濃厚なセックスシーンとかどうするのかしら。体当たり演技くるか?!とワクワク…もとい、期待してたんだけど。
まぁ、仕方ないよね、30分の尺のドラマだし深夜帯の放送とはいえ。
が、しかし。
私の住む関西ではテレビ大阪での放送がなく、Tverでようやく一話は観れたものの二話を見逃す始末。ガッデム。
もう観られることはないだろうなと諦めていた矢先のネットフリックス。最高か。
ネフリだと25分×8話とサクッと観れるので観たんだが。。。
中途半端!
出来の悪さというより、もっと深いところ描いてくれよ・・・。
凛の登場は必要だったか??!
監禁されたキャラクターのこともっと深く掘り下げてくれんと、「あいつどうなったん?」くらいになってしまうし、犯罪を犯罪として描かないのが面白さにあるのに、あれじゃ完全な軟禁犯罪では?とか。
「金魚妻」に続き、原作も面白くないのでは?と思われないか心配案件になってしまった。
もっと尺があって制作費もあれば、もっといい作品になったのではないかな~と思ったり。贔屓目すぎたり。
松本若菜がこの作品で「失敗」みたいになって原作も「残念」とならないかと不安になる。
そんな出来でした。
(2023/1/8〜1/9)