ドスティ

S.W.A.T. シーズン 2のドスティのレビュー・感想・評価

S.W.A.T. シーズン 2(2018年製作のドラマ)
4.3
完走。
高予算アクションと構成は巧くとも穴だらけの脚本に突っ込む隙を与えないテンポの良さで、面白かった!

ホンドーは優秀なリーダーだけど激昂しやすく問題あり。
コルテス警部好きなので降板は寂しい。
マムフォード勇退に涙。

気付いたらヒックス警視が理想の上司に。
敬虔なカトリックで高潔な聖人枠のディーコンが経済的に苦しみ、家族を養えなきゃ男じゃないと追い詰められる姿が辛かった。
完璧な人間はいない。

ストリートはだいぶ成長した。
クリスが少し心配。
ルカは本当にいいやつ。
演じるケニー・ジョンソンも失読症で元アームレスリングのチャンピオン。
アジア系タンのエピももっと増えるといいな。

観ていて意外だったのは、お金かかりまくったド派手な銃撃戦シーンが多い割に死者が少ないこと。
どんなに凶悪な外道犯人がいる危険な現場でも極力射殺せずにビーンバッグ弾を使ったりしていて、あくまで敵を制圧し市民を守る現実のSWATへの敬意を感じる。

第11話は学校の銃乱射事件が取り上げられ怖かった。
銃撃からの避難訓練のシーンもよく見るし、そんな日常はおかしい。
アメリカの海外ドラマや映画を愛好する身なので、銃規制強化は当然として作品のリアリティラインにもよるけどフィクションでの銃の描写も慎重に考えてくれると安心する。
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