板の上で、語り合おう。
原作好きなので、ドラマ化の話が出たときから楽しみでした。
うん。
ちゃんと友仁さん。
ちゃんと多家良くん。
全編を通して役者が役者を演じる作品。
とても斬新な試みだとわたしは思っていて、でもきっと演じている役者さんたちが1番、貴重な体験、経験をされたんじゃないかと思う。
取り扱っている内容からも、演じるお仕事に携わっている方々にとって、何かしらのシンパシーを感じる作品になったのではないかしら。
役を通して透けていく自分自身。
自分は何者か。
そこに自分はいるのか。
芝居を通して感じる“喜び”と“苦しみ”
たとえどうしようもなく苦しくても、逃げ出したくなっても、俺は芝居を選ぶのか?
作品を通して流れる空気感、背景音楽も良かったな。
エンドに流れる写真たちも素晴らしかった。