hiyori

HEARTSTOPPER ハートストッパーのhiyoriのネタバレレビュー・内容・結末

HEARTSTOPPER ハートストッパー(2022年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

本当に本当に、本当に良かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………………………………………🥲🥲🥲🥲🥲🥲心臓がいっぱいです…良い週末をありがとう…という気持ち……チャーリーとニックが本当に超可愛くてめちゃくちゃ良い子で、友だちも良い子で、色んな子がそこに”いて”、こんなにも恋の煌めきが詰まっていて眩しくて澄んでいて優しくて……………🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲そして同時に、社会に根強く圧倒的に存在している異性愛規範や、日常的なマイクロアグレッションから法制度に至るまで、あらゆるところに現れるホモフォビアがいかにゲイやレズビアン、バイセクシャルの人たちを、そしてこの作品では特に(自分のセクシュアリティを自覚し始める時期であろう)ティーンエイジャーの子たちの息を詰まらせて、ありのままの自分で生きることを困難にしているのかが、丁寧に、段階的に、しっかりと描かれてた(ニックが自分のセクシュアリティに疑問を持ってネットを開いたときに、ヘイトクライムの記事や同性婚反対の意見が出てくるシーン……)。
そして、その上で、彼らがちゃんとハッピーになる物語………人を好きになる喜びと幸せが詰まった物語…………sex educationを観たときも思ったけど、こういう作品の存在、本当に希望で救いだ。

差別はされる側ではなく、する側の問題で、傍観じゃ足りないどころか加担なんだと強く思う。反対の意思を一つひとつに示さないと何も変わらないよね。


以下、感想の羅列。
・音楽が良すぎるよ〜🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲🥲続編が作られることを願いながら、プレイリスト作って毎日聴きます

・1話の タオ「彼ゴールデンレトリバーみたい」チャーリー「そんな風には見えないよ!」「(笑って)やっぱり見える」からの青のインクまみれになってるニックでほんと口角が全部溶けた

・主役ふたりとも柔らかくて優しくてまじでかわいい……………………………………………………………………………………………………………………………………ニック……自分にそっくりなわんちゃん飼っとる……………………………

・「私はレズビアン」って言われて少し気まずそうな(?)表情をした後に「私はホモフォビックじゃないよ、アライだから」って返したイモジンに対して、”congratulation?” ”Thank you for your service.”ってふたりが答えてたシーン、すごく印象的だった。私はイモジンの立場になり得るから。クィアではない人間が取る「理解して(あげ)ますよ」っていう”寛容”な姿勢ってとんでもなく傲慢だよな、と思う。たとえ無意識だとしても、寛容って何?あなたは受け入れる/受け入れないを選べる立場にいるわけではないけど?これは自戒でもある

・homophobicを「言葉が過ぎる」って訳すのは完全に間違いだと思う。「同性愛嫌悪」でありド直球の「差別」なのに、問題を曖昧にぼかして、本質を透明化しているし、それは違うだろ!と思った

・“Once you get into a relationship, friendships don’t matter anymore.”に泣いてしまった……他人の気持ちをコントロールすることはできないし本人はそんなつもりないんだろうけど、悲しいし置いてかれてひとりぼっちになる気がして寂しいよね〜…分かる………結局友情は二の次なんか?恋愛よりももっと前からあったのに?←わがるよ〜…ストシンS3を観たときも同じこと思ったな……
原作者であり脚本を担当したアリスオズマンが「シーズン2できるとしたらBIG ASEXUAL PLANSがある」って言ってたのでどうかよろしくお願いします🥲


考えれば考えるほど感想が溢れてきて全然書ききれないのだけど、とりあえず、
Netflix UKがインスタに載せてるフレンズのパロディー写真が良すぎて最高❗️


追記:
台詞のひとつひとつ、展開のひとつひとつが本当に丁寧で、誠実で、真摯だ〜………当事者のために作られた作品なんだと感じる。そして出演者のインタビュー記事やら関連動画やらを見漁る毎日………サントラ毎日聴いて3周目………………

タオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜LOVE
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