西島さん関連作品。
あまり見ないタイプのドラマ。途中から、アクションシーンやストーリーに引き込まれて、どんどん見てしまった。
アクションってかっこいい。カッコ良かった！！
動きがどうなってるか、何回も巻き戻してみて分析した。けど、わからなかったけど、やっぱりかっこいい！
田丸さんの台詞で、「過去の自分と決別するには、どこにいるか、ではなく、誰といるかが大事な事だ」や、潜入捜査が長引いてどっちの世界が本当か分からなくなってしまったときに、こっちの世界に戻ってこようと思える因子は何かというイナミの問いに、「戻ってこようと思える大切な何かがあるかどうか、その光がしっかり見えているかどうか」みたいな事を言っていたのが、とても印象的で、いい言葉だなと思った。
西島さんは、言葉に力を持たせるいい俳優だなと思った。
一番面白かったのは。第8話で、田丸さんの回。
あの回は、本当にアクションが痛快で、みんなが本当にカッコ良かった。
そして、
田丸さんの迷い、戸惑い、やるせなさ、隠せない気持ち、押し殺した気持ち、自分の気持ちへの気づき、でも、どうにもならない、
必死に押し留めて、
でも最後に石田ゆり子とのお別れのシーンでの、
頬を指で撫でる仕草が、気持ちの全てを表しているような感じがして、
たったあれだけの接触なのに、100回くらい抱きしめた感触を与えていたように感じた。
あんな事をされたら、もう、泣かずにはいられない。
そして、さよならと言って背を向けて歩いていく石田ゆり子を見送る顔と言ったら！！！
あんなに寂しそうで、次第にものすごく悲しい顔になっていく。
グッときた。
つくづく、いい俳優である。
