むん

アウターレンジ ~領域外~ シーズン1のむんのレビュー・感想・評価

4.0
PLAN B製作。
映像、演出、音楽が独特でおもしろかった。
ただテンポはかなりゆっくりで、じれったい。
S1は長ーい序章のような感じ。
西部劇と、ドイツのドラマ『DARK』を掛け合わせたような印象。

牧場を経営するアボット家。
ある日、アボット家の家長ロイヤルは西側の土地に大きな穴があることを発見する。

すると、隣人のクセ強ティラーソン家が、「その西側の土地は元々俺ん家のものだ。よこせ。」と言ってくる。

トラブルは続き、アボット家は息子が起こした事件を隠そうと四苦八苦することに。

・中西部に位置するワイオミング州という土地が舞台。
人口が少なく、広大な自然。とにかく田舎。
ネイティブアメリカンの居留地ウインド・リバーがある州。
(ネイティブアメリカンの置かれている状況は、ジェレミー・レナーの映画『ウインド・リバー』を見るとよくわかる。)
豊富な天然資源。
保守。
共和党(たぶんトランプ)強し。みたいな。

・アメリカバイソンの意味。
唐突に、絶滅危惧種のアメリカバイソンがよく出てくる。
他の方の解説を読んでなんとなくわかったのは、古き良きアメリカやネイティブアメリカンの暗喩なのか。

・「時間」と密接な関係にある穴。

謎がバラバラな状態で、ほぼなにも解明されなかったシーズン1。
これからどうなるのかシーズン2が楽しみ。
むん

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