帰る場所を持たない者によるホームドラマの否定をやるかと思いきや…といういつもの遊川作品。
トラコがホームを求めていると明かされる時点で、終着点が見えてしまう。全話酷いが特に最終話は悲惨で、令和の世に夕日に向かって叫んで終わるドラマを観るとは夢にも思わなかった。
激しい憤りを覚えるほどつまらんので1点を付けたものの、俳優があまりにも良かったので大幅に加点した。日本は本当に良い役者を無駄遣いしている。
何よりトラコという人間が個人的にどストライクで、橋本愛の魅力が凝縮されていた。
あの人が現実にいたら、オレは好き。
