風変わりな家庭教師が教えるのは「正しいお金の使い方」から「人生の生き方」。
しかしその裏側にある真相とは…。
家庭教師という目線から世相を切り、ズバズバと「嫌いな言葉」を用いて言葉の矢を放つ爽快さは非常に面白い。
人に正しさを問う姿勢が貫かれた第七話あたりまでは非常に面白いが後半が駆け足すぎた。
以下ネタバレ感想を。
前半は子どもと大人に正しさを考えさせる、ということでミステリー要素もあり非常に面白く見ていた。
しかし、正体が出てから、過去に酷いことをした友人が好きだった、世間をあれほど憎んでいたのにコロッと変わった、とキャラクターがブレブレ。
それまでの前半でも「まぁドラマだし」と他の生徒は?などの疑問も置いておいても楽しめたが、後半は収まるべくして収まる方向に急転回。
面白さがひどく急降下した作品。