原作を途中まで読んでいたので、どんな感じか気になって観てみました。
『チェリまほ』の六角(草川くん)と『消えた初恋』の空回り委員長(西垣くん)が出ている。
委員長、髪が伸びたらこんなイケメンくんだったんだ。別人じゃん！
『最愛』で発掘されて以来、ドラマに出まくりの売れっ子俳優・高橋文哉くんと背格好が似てるから、いつか双子役とかやってほしい。
押して押して押しまくるグイグイ系男子高校生、全身から "好き" が溢れていて可愛いですね。
原作より表情が豊かだけど違和感なし。
あと、細かいことを言うとシンの私服がユニクロとかchampionとかのお手頃なTシャツなところが高校生らしくてよかったです。
たまに馬鹿みたいに高い服が使われていると、現実味がなくて途端に冷めてしまうことがあるので。
なんでも検索できちゃう時代なので、小道具や衣装への細かい気配り大事だと思います。
主人公の湊さんはもっと色素薄い系の儚げ美人をイメージしてました。
草川くんも綺麗な顔してるし決して嫌いじゃないんだけどちょっと違う…でもじゃあ誰がいいかと聞かれても困る…という感じ。
ていうか、これは原作を読んだときにも思っていたことだけど、そもそもコインランドリーに常駐の管理人って必要なんですかね？繁盛してるのかしら。
湊さんのたまに飛び出す「シンちゃん」呼びが地味にツボでした。
絶妙にダサいTシャツシリーズも好きです。
私は佐久間先生が赴任してくる辺りまでしか読んでないけど、覚えているかぎりではかなり原作に沿った作りになっていました。
ちなみにメインビジュアルも原作の１巻表紙を忠実に再現してあります。
先生のキャスティング、福士誠治さんは頭になかったなー。
この人もイメージ違ったけど悪くない。
一方で先生の弟・柊くん。…こんなに棒読みの人がいるのかとビックリするくらいセリフが浮いてました。
そもそもイントネーションがおかしい。
他の出演作を観てないからわからないけど、この方はいつもこんな話し方なんですかね？
柊くん独特の変わり者っぽさを出すために計算し尽くされたあえての演技だったのなら逆にすごいかも。
話し方が気になりすぎて内容が入ってこず、思わず巻き戻して繰り返し観てしまった。(いや、ハマってるやん。笑)
他の方のレビューにもあるように途中でダレてしまったので、回数を減らせばもっとスッキリまとめれたのでは…と思う。
でも最終回はとても素敵でした。
今まで流れていた切ないエンドロールを同じ構図で幸せなエンドロールに変えてくるところが天才的！
あと、出し惜しみせずに両想い後のキスシーンを描いたのも視聴者満足につながったはず。(意見が分かれた『チェリまほ』の最終回と比較して)
色々言ったけど、今期最後まで脱落しなかったドラマはこれだけでした。
夏にピッタリの作品。よかったです。
