Belle

ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋のBelleのレビュー・感想・評価

4.5
全8話、異なった方向の恐怖や嫌悪感やクリーチャーで楽しかった。毎話、違う監督なのも楽しい。お気に入りの監督見つけちゃった。
好きなのは3、4、7話。泣いたのは8話、最後を締めくくるのに相応しいエピソードだなと思ったり。

3話「解剖」
むちゃくちゃ良かった。絶望と知性と高潔さがでっかいゾクゾクに包まれてるみたいな話で鳥肌立った。怖さと感動両方で鳥肌みたいな。

4話「外見」
めっっっちゃ見入ってしまった。身につまされる系。綺麗になりたいは分かるけどあの同僚の輪に入りたいは全然分からんかった。にしても夫役のマーティン・スター。めちゃ良き夫。普通にああいうタイプと結婚したい(何の話?)にしても素敵だよって言ってくれる夫がいても、自分が自分を好きじゃないから変わりたいって思うの分かるし辛い。

7話「観覧」
荒めのフィルム感とシンセ音楽が70年代80年代あたりの映画たちを思い出させる。途中までは見る麻薬みたいな没入感。そこから加速していく展開面白かった。ハマる人とハマらない人が分かれそうなエピソード。私は好き。

好きなクリーチャー
1話「ロット36」
4話「外見」
7話「観覧」
1話は純粋に見た目が好き。4話はリアルに声が出た。夜中に「えっ!」てデカ声あげちゃった。びっくらこいた。7話はラストの画が無性に好き。ゆらゆらゆっくり加減がツボ。
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