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ブラック・バードのcompmuaのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・バード(2022年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

自白を引き出すために送り込まれた麻薬売買犯と、小児性愛者で連続殺人犯のスリリングな精神戦を描いた実話

殺された子の人生が殺された子の目線で同時に描かれるのが本当にしんどい
幸せで明るく愛に満ち溢れた人生を送ってこれからもそういう輝かしい人生を約束された子が無惨に殺されたという現実に打ちのめされる

どこまで本当のことかわからないけど、捜査官と医者と連絡取れるはずだったのに連携取れずに、地図を破棄させてしまい、ジミーの記憶が曖昧になって遺体が見つからなかったことに繋がったのだから、FBI?の失態だと思うのだけど、そこは追求されなかったのかな?ちょっと原作を読んで見たい。

ラリー役のポール・ウォルター・ハウザーの演技が本当に怖かった。真の狂気だった
ラリーも親がクズだったせいであんなになったのかもだけど、そんなことが理由にならないくらいの恐ろしさがあった。同情は1ミリもわかなかった

ジミー役のタロンもすごい演技。
自信満々な男だったのにラリーの狂気と残忍さを前に苦しみ憔悴していく姿がリアルだった。
あまりにもマッチョな身体ばかり見ていたせいで?、最初はタロンと気づかなかったw

ラリーは永遠に刑務所から出ることはない、ラリーに殺される少女がもう出ることはないってことだけが唯一の救い
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