カオリ

シックス・フィート・アンダー シーズン1のカオリのレビュー・感想・評価

4.1
ロサンゼルス郊外の町パサディナで葬儀屋を営むフィッシャー家を中心に、死を通して生の現実をシニカルかつユーモラスに描いたヒューマンドラマ。

1話目の冒頭にフィッシャー家の大黒柱でもあるナサニエル・フィッシャーが事故で死亡するところから始まり
基本、各epの冒頭で、フィッシャー家に葬儀依頼をすることになる人物の死が描かれている…。

1話目を観てみて、独特な世界観ゆえ、思わず調べましたら…
今作の製作総指揮を務めるアラン・ボールって、『アメリカン・ビューティー』の脚本の方。なるほど!な作風でした。
生と死と性と…幻覚?と…

ちなみにタイトルも気になったので調べました…
「six feet under」は直訳すると「6フィート下」ですが、
アメリカでは土葬の際に6フィートの穴を掘って埋葬することから、「埋葬されて、死去して」という意味で使われるのだそう。

生と死と性…って、どこも切れない関係というか繋がっているものなので、この全てが入り込んでいる作品は必然好きです。

最終話がてんこ盛りで、突飛な笑いどころも、生と死のお隣感も、ほっこりしました。
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