さくるん

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌のさくるんのネタバレレビュー・内容・結末

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

自閉症スペクトラムは対人関係を築くことが苦手で、人の気持ちを推量ることが難しいと言われている。

そんな障害を持つヨンウが、依頼人の利益(単なる勝訴)よりも、依頼人の心の奥底の気持ちをよく観察し、解いて、寄り添う弁護士であることが、彼女の大きな強みで尊敬する個性だと感じる。

同僚のチェスヨンに「春の日差しみたい」と例えたり、幸福グクスが食べられず悲しそうな表情をしていた上司のチョンミョンシクを見て、サジャンニムを捜したり、母に「良い母親になって欲しい」と勇気を持って伝えたことなど、不器用で言葉が足りない時もあったにせよ、真っ直ぐ人と向き合うそんなヨンウの性格に毎話心を打たれた。

個人的に1番好きなシーンは、ヨンウが閃いた時にクジラやイルカが壮大にダイブするあのシーン。
凄く爽快で、まさに「閃いた!」の描写がドーン!と伝わって良い。

最終話、車から降りて横断歩道を渡りながらイジュノ氏に向けたあの笑顔もとてつもなく可愛くて二人の関係が続く安堵と共に大号泣

私の人生ドラマのひとつにランクインした素敵なドラマでした!
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