マイケル・ローソン (ニール・パトリック・ハリス) は、何もかもうまくいっていると思っていました。彼はニューヨークで不動産業者として素晴らしい経歴を持ち、協力的な家族や親しい友人たち、そして17年間ともに過ごしてきたコリン (タック・ワトキンス) という愛するパートナーがいました。ところが、そのコリンが、50歳の誕生日を迎える前日に、何の前触れもなく突然家を出て行ってしまいます。マイケルにとっては青天の霹靂。彼は一夜にして、2つの悪夢を抱えることになります。1つはソウルメイトだと思っていた人を失ってしまったこと。もう1つは、自分が独身で、ゲイで、すでに40代半ばである、という現実を受け入れなくてはならないということ。しかも、このニューヨークで。