エピソード24
乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!

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あらすじ
運営上のトラブルを理由にデザイアグランプリはゲームを中断。運営側はオーディエンスへ向けてデザイアグランプリに関する知識を深める緊急特番の放送を開始する。
デザイアグランプリとは、歴史上の様々な時代を舞台に繰り広げられるリアリティーライダーショー。怪物ジャマトから世界を救うため、オーディエンスからの公募で選定されたプレイヤーが仮面ライダーに変身し、生き残りゲームを展開してきた。
これまで最後まで勝ち抜いた勝者「デザ神」には理想の世界を叶える権利が与えられてきたが、新たな「デザ神」として注目されているのがギーツこと英寿(簡秀吉)。英寿は高校生のころからプレイヤーとしてデザグラに参加。サポーターのジーン(鈴木福)はそのころから英寿に目をつけていたという。
さらにタイクーンの景和(佐藤瑠雅)、ナーゴの祢音(星乃夢奈)が参戦。タイクーンは退場したすべての人を蘇らせるため、ナーゴは本当の幸せを手に入れるため、ギーツに負けじと戦いを繰り広げてきた。
しかし、突如現れた悪質なサポーター、ベロバ(並木彩華)が、ゲームマスターのチラミ(山崎樹範)のヴィジョンドライバーを強奪。これによりデザイアグランプリは中断を余儀なくされる。
ここまで放送が進んだとき、ベロバが電波ジャック。デザグラの敵役であるジャマトが人類と生存競争を行えるほどの進化を遂げたとアピールする。もはやジャマトは倒されるだけの存在ではない、これからはジャマトの世界、ジャマトグランプリの開幕を宣言する。
ジャマトグランプリのゲームの目的は、ラスボスとなるプロデューサー・ニラム(北村諒)を倒してヴィジョンドライバーを奪うこと。達成したジャマトは「ジャマ神」となり、理想の世界を叶える権利を手に入れるという。
ベロバからジャマトグランプリへのエントリーを促された道長は、デザイアグランプリで親友を失ってから仮面ライダーを憎悪し、ライダーを潰すという願いを叶えるために戦いに身を投じてきた過去を思い出す。俺は理想の世界を叶えるだけ。道長はある決意を固める。
ジャマトが出現、人々を襲い始めた。英寿、景和、祢音は「デザ神」とは関係なく、人々を守るためライダーに変身しジャマトに立ち向かう。一方、ベロバと激突しかけたジーンに、人間となった景和のサポーター・ケケラ(俊藤光利)、祢音のサポーター・キューン(水江建太)が合流した。4人は同時にライダーに変身、ライダージーン、ケケラ、キューンはそれぞれの“推し”のため、ライダーベロバに挑む。
ジャマトの挑戦を受けて立つしかないと、戦いを見つめるニラム。勝つのはデザイアグランプリか、ジャマトグランプリか? そんな戦いの中でもギーツは揺るがぬ自信を口にする。
「最後に勝つのは俺だ」
鈴木仮名
仮面ライダーZ
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