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一流シェフのファミリーレストラン シーズン2の鑑賞者のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

S2に来てユーモアに磨きがかかってる。普通に声出る。

音楽良すぎる。Refusedの“New Noise”とTaylor Swiftの“Love Story(Taylor's Version)”の使い方が特に好き。

カーミー&クレア、ロマンチックすぎないか!?ただただ羨ましいぞぉ!?でもふたりにとってはここからが本当の困難の道程だと思うと……切ねぇやい。乗り越えてゆけ、愛で🫰。
とか思ってたら、ep.10で早速……。辛すぎるって。カーミーみたいにso fuckedな人間にとって恋愛ってホントに厳しいよなぁ。だからこそ、クレアにはカーミーという存在を丸ごと愛で肯定してやって欲しい。so fuckedなところもすべて。そのことでカーミーがどれだけ救われることか。
so fuckedといえば、お母さんもどうなるのかなぁ。でも結局は、カーミー&クレアもベルザット一家も、たったひとつのきっかけさえあれば最高の人間関係になりうるタイプだと思うから、僕はむしろ楽観視してる。まぁ、そのきっかけがなかなか来ないもんなんですけどね。(ピートがきっかけを生み出すと予想。)

他の登場人物の心理描写もちゃんと1話ずつ充ててるの◎。しかも断絶させることなく随所で回収する脚本術が見事。

リチャード修行のep.8は、サービス業のプロフェッショナリズムというものにただただ感動した。あそこまでのホスピタリティの店なんか実在すんの???ま、実在しようとしまいと、見習うべきであることに変わりはない。追求しようではないか、この理想を。

普通ならep.9で切ってクリフハンガーにするところを、ep.10まで描き切る貪欲さに敬礼🫡。

かなり高度で複雑な心理劇でした。自分の人生経験では完全には咀嚼しきれない。時間をかけてゆっくり噛んで参る。ムシャムシャ
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