酷い。登場人物の殆どが自分のことだけで思いやりがない。木村文乃の看護婦は多分流産して離婚という不遇な体験をしたのだろうが、不幸を味わったから他人に厳しくなるのはおかしい。人を馬鹿にし続ける高梨臨の看護婦も同様だ。観ていると気持ちがギスギスしてくる。
安田顕が演じるいい人に感化されてみんながいい人になるという安易な展開が目に見えているが、人がそんな簡単に変わる筈がない。三つ子の魂百まで。意地悪女は死ぬまで意地悪女だ。
第2話はもっと酷かった。安田顕の医者は嘘を吐けと命じる。何もしないことがいいことだという結論だ。まるで岸田政権である。