タコ社長

エルピス—希望、あるいは災い—のタコ社長のレビュー・感想・評価

5.0
強え〜

今の時代の歪んだ権力を、エンタメに昇華してるのは、日本の映像業界の力ですよね。

それにさ、このドラマ、もはや長澤でも鈴木でもなく、ゴードン!を見ている。目力だけじゃない!この俳優は強い。

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このドラマが時々ぞわぞわするのってさ、割と全部、断片的だけどリアルな過去の事件が使われてるからなんよな。

権力に屈したメディアと権力者にはグサグサ刺しまくってる内容いっぱいありますよね?

それに、今もお蔵入りしてるもの、隠蔽されてるもの、触れられてないもの、いっぱいありますよね?

そう思うからこのドラマは面白い。

そして、本来権力に対抗すべき野党も司法も報道もみんな腐食して機能不全になったからこそ、エンタメでこのドラマが誕生したんだろう。もう行くとこまで逝っている。僕たちにはこのドラマが面白い!ということしか言うことはできないのか。