新年5日目でコトイチのドラマに出会ってしまい、あと360日どうやって生きて行けばいいんだと思わされた。あとはじめてアマプラに加入してて良かったと思った。色んな意味で見る価値のある作品。
以下雑感。
・藤野涼子ははじめ「腐女子、うっかりゲイに告る。」からの続きかぁと思ってたらそれを突き抜けて次元を超えてった。さすがだった。地上波にもっと出るべきと思う反面、今の地上波みたいなしょうもない鎖に縛られるのもったいないから、こうした作品でどんどん輝き続けてほしいとも思わされた。
・青木柚なんなん凄すぎ。「きれいのくに」「終末の探偵」そしてこれと観たがどれも別人、かつどの役も深く掘り下げている。鬼才すぎる。若手役者に出会って衝撃を受けるのは菅田将暉以来かもしれん。地上波にもっと出るべきと思う反面（以下同文）
・兼近大樹びっくりした。個人的にはお笑い芸人役者は嫌いな部類に入るが、この人は普通に「役者」だった。後半全部持ってった。
・どこにでもいる斎藤工。
・ともさかりえの母ちゃんきっぷよかった。逆に蔵之介の父ちゃんは厳しかった。蔵之介の芝居はいつも大仰で、嫌いじゃないけど今回は周りの演者に助けられたなと思った。
・ゲイを扱った作品は現在世界各国にあるが、久々に「これが日本作品の味だし、世界に売り出してほしい」と誇れる作品だった。
色んな人が観て千差万別の感想を持つといい。今はそういう時代だ。
