もーーー

モアザンワーズ/More Than Wordsのもーーーのレビュー・感想・評価

モアザンワーズ/More Than Words(2022年製作のドラマ)
4.6
親友の男女とバイト先の先輩の話。

つらー。
実は一気見したけど余韻に浸ってたら半年過ぎてた。苦笑
鑑賞後も時々、感じたことが思い出のように蘇ったこともあった。
そんな、この作品との出会い、感じたことを大切にしたいと思えた作品。

役者さんも良く、ドラマの雰囲気も変に大袈裟ではない感じがリアル。

変化の激しいVUCA時代と言われる今は、何にでも変われる可能性があるが故に「自分は何にもなれない」とも感じてしまう。
あえて変わらない選択もあるけど、自分が変わずとも、社会や周りが変われば、自分の存在定義も変わってしまう訳で。
愛や友情よりも、そういった変化の中で生まれる寂しさや孤独を強く感じた。
自分も他人も、幸せも、少しのことで変わってしまう。


まっきーが魅力あるキャラだった。
まっきー、本当は人と関わる事に対してドライなのかなと思った。
奥底では孤独が大きく、本音は出さない。
だから愛や優しさを感じよう・与えようと
相手の意図を気にしたり、他人の本を読んでその人を知ったり、
一生懸命意識して他人を気遣ってるのが感じられて、だからこそあの展開は胸が苦しかった。
架空の人物とは分かっていても、まっきーと話してみたいと思ったし、幸せになって欲しいと思った。

それはさておき、琵琶湖のホテルきれいだなー。