ナルコの神のboaaaaatのネタバレレビュー・内容・結末

タイトルとファンジョンミン出てるってことだけ知ってる状態で見たやつ。
すごいおもしろい。

想像したよりも神というかカルト宗教的要素は別に多くなくて、なりゆきと復讐のために主人公が潜入捜査をめちゃくちゃがんばるって話だった。とはいえまああの教会は完全にカルト。嫌すぎる。
主人公のカンが洗練されてはないんだけどとにかく交渉力があって力強く、見ていくうちに自分の中でのかっこよさ度がぐいぐい上がる。
対する悪役のチョン牧師はそりゃもう癖すごい。牧師然とした発声から一転犬野郎が！とか言ってて見てて楽しい。哭声の祈祷師の時も思ったけどファンジョンミンの信用していいのかわかんないボーダーの感じすご。

全6話という短さで見やすいし、主人公の気持ちがどっちに転ぶかとか、牧師にバレるバレないのスリリングさや、起きる出来事もおもしろすぎるのでさくさく見れる。
EP5でやや飽きてきたかもと思ったくらいに、国家情報局の要員がギテだと判明させるとことかかなり話運びがうまいなーと思う。
あとは国家情報局サンマンさんの似合わなすぎるアウトローぶりや、戦車イン中華街などちゃんとおもしろポイントも作ってくれてサービス精神を感じた。あとプエルトリコがアメリカの自治領だと知れて勉強になる。

実話ベースなのか疑いたくなる荒唐無稽な話なんだけど本当に実際にあったことらしいしなんなら牧師の逮捕が2009年の出来事っていうのも驚く。
シスターズを見終わった直後から見始めたので、カンの妻がファヨン役のチュジャヒョンだったため、こいつなんか裏あるんじゃないかと最初の方かなりむだに警戒してしまった。誰でもいいから結婚したいって言って結婚してたし。