令和になってやっと木曜劇場枠に秀作が舞い降りた感はあった。
その作品を描いたのは何と、連ドラ執筆が初めての女性脚本家であった。
脚本デビュー作の単発も視聴していたが、それも異質な印象を受けていたので注目していたところ、本作もやはり他とは違うものを感じた。ロジックにとらわれない独特な脚本の個性と、演出、映像、編集が見事なバランスを保っていたと思う。
月9に持っていって、令和ラブストーリーのフラッグシップとしていても遜色はなかったと考える。フジはこの脚本家を絶対に手放さずに次作はそうしてもらいたい。