このレビューはネタバレを含みます
Twitterでいろいろ感想見てしまって影響されそうになったからストップ、、
自分の感想をストレートに書きます！
※めちゃくちゃ長文
主題歌とこんなにもリンクして、尚且つ調和しているドラマにはなかなか出会えないな〜！
一貫して独特な台詞回しは慣れるまで気になって仕方なかった（笑）
今のところのわたしは恋愛に関して"選ばれない側"の人間なので、溱斗や奈々ちゃんの恋愛模様にとにかく共感&感情移入してしまっていたよ。。
ふたりにスポットライトが当たる回はめちゃくちゃ泣いた
逆に紬と想に関してはくっつくまでの物語でしょ〜ってスタートから俯瞰ぎみに見てたかも。
再会のシーンで 紬の片耳イヤホンを拾った想がそのまま返さずに逃走したところはただの窃盗犯になってて、それは違うだろ！！！！と素で笑ってしまった😂
それに対して「待って！話そ！」って言える紬にもいやいや、って思わずつっこんじゃったよね、、（笑）
ほんとごめんなさいなんだけど紬ちゃんのキャラクターが個人的に本当に苦手な女の子（お礼言わない・わがまま・人が隠したい事情を散々アウティングする・パートナーいるのに昔好きだった人のことで頭いっぱいな上それがだだ漏れなことは無自覚・自分のことよくわかってない・無意識に人のテリトリーに土足で踏み込んでいく）でヒロインに1個も共感できないの少ししんどかった、、
わたしが捻くれて見てただけかもだけど3話くらいまでは想だいすき！って感じだったのに溱斗が別れを告げる4話では急に溱斗しかいないよ！ってなってて、別れだけ見るとただの暴走溱斗なのつらかった！！
だけど川口春奈ちゃんの涙の流し方のレパートリーすごすぎて女優魂ビシバシ感じた〜
想は学生時代に人気者だったってことはわかったけれど、魅力がそれほど伝わってこなかったのがちょっと残念。
奈々ちゃんに手話習ってた時「奈々にだけ伝わればいいから」とか言ったのまじで許さないって思わせぶり野朗に振り回されがちなわたしが言ってます。
でも最近観た「サウンド・オブ・メタル」でも題材になっていたけど、中途失聴ってあったものが段々と失われていくということだから 聴こえていた分絶望感は半端じゃないし、折り合いをつけるなんてとても簡単に出来ることではない、と思う。
しかも音楽が好きだった描写とか、紬に「声が好き」って言われてたりとかきついよなあ、、
イヤホンで音楽聴くのなんて日常すぎるから、"自分だったら"と考えずにはいられなかった
数年会ってない人でも割と声思い出せるんだけどそれは日常的に音が聞こえているからなのかな、、
誰もがモヤっとするような、わかりやすいアンコンシャスバイアスも散りばめられていて、普段周りで起こることだったり自分の中にある"無意識の偏見"に気づくきっかけにはすごく良いのかもと思った！
で、溱斗はさあ！
他人中心で物事考えすぎて、もはやそれは優しさではなくて自己満ですよ？と言いたくなる時がある！！
もはや悲劇のヒロイン切望してんのかと思っちゃったりもしたけど、サイコパスレベルの優しさを持ってるんだろうな〜（褒めてるよ）
だって、高校生の時から好きだった女の子と付き合えて、同棲の話になるくらい上手くいってて、なのにずっとどこかで恐れてた紬と想が再会しちゃって、内見2回もすっぽかされて、想と会うために新しいスカートおろしちゃったり衝動で手話習い始めたりするのを黙って見てて、「俺に任せとけ」なんて口では言いながら「紬は想の隣にいる時がいちばん可愛い」と思ってるんだよ
親友だった想には病気のこと隠されて、それを理由にずっと避けられてて、連絡も既読無視されたのに"紬の連絡先教えて"だけ送られてきて、なんで紬には病気のこと言うのに俺には言ってくれないんだよって、親友の耳が聞こえなくなってしまった事実も受け入れられず、普通に接してる紬がすごいし嫉妬の方がまだラクなんてさあ😭
結果想い合ってるふたりを見てるのもキツくなっちゃって、身を削って別れ切り出したりしてさ😭はあ😭
夏帆がほんとにMVP！
手話と表情だけでここまで表現できるかね、、！
奈々ちゃん回は観終わったあと感想書きながらも泣けてきたし、話追うごとに魅力的な女の子すぎた
春尾先生のことばでも刺さるものたくさんあったな〜
「こんな悲しい想いするくらいなら出会わなきゃよかったと思いませんか？」が真理すぎて泣いちゃった
それに対して紬ちゃんは「好きになれてよかったと思います！」って言っててあなたはきっとそうよね、、ともなった
誰よりもお兄ちゃん想いな萌ちゃんも癒しだった、、推せる、、カワイイ
佐倉母は最初くっそ毒親と思ってたけど最後にかけていいお母さんだったよかった
青羽母も、、素敵すぎる、、
最終回の「お別れの時は全部相手に渡しなさい」のやりとり全部刺さりすぎて泣いた
連ドラを久しぶりに真剣に見ました！楽しかった〜〜〜
