評判が良かったから見ました。
脚本の生方美久さん。
看護師として働きながら脚本を書き続け、昨年、フジテレビ主催のシナリオコンテストで大賞に輝いたことを機に抜擢されたという新進気鋭29歳の新人脚本家。
一本の短編から、連ドラにいきなり抜擢するプロデューサーもすごいけど、それにしっかり応えられていることが1話でしっかり伝わった。
最近、脚本を文字でも感じたくて、字幕を出してドラマを見ることが多いんだけど、綺麗な言葉が多くて、自然で台詞っぽくなくて、坂元裕二先生みたいだなと思った。
同世代だからか、劇中で流れるスピッツの「魔法の言葉」や「楓」の歌詞にかけたお話にすごくグッときたし、
時間が経って有線のイヤフォンからワイヤレスになっていることが音を共有できない寂しさを表現していたり、
再会のシーンは、環境音だけで2人の息遣いと手話の音だけという『コーダ』のような演出もすごくよかった。
看護師という職業を通じて様々な人と実際に触れ合っているからこそ、本物の気持ちに寄り添う脚本が見れるのかな。
今後の展開、すごく楽しみです。
監督の風間太樹さんも31歳と若い。
アップの切り取り方や
ドリーの使い方など
カメラワークも映画的で
丁寧に撮っていてgood!
ライティングやカラコレも
すごく綺麗で美しい。
家の内装はオシャレすぎ。笑
これから木曜10時のこの枠は、若手の登竜門として新鮮な風を吹かせてくれたら嬉しいなぁ。
白い巨塔、Dr.コトー、電車男など昔は視聴率高い枠であったはずやから、才能ある若手をどんどん発掘して息を吹き返してくれ〜!
SnowManは、おそまつさんの曲でちょっと興味持ち始めてたけど、こんな演技上手い人も居るんやね。多彩で多才なメンバー達だ。
川口春菜は最近では「ちむどんどん反省会」とか、なかなかいい作品に恵まれてなかったイメージやけど、ようやく代表作が出来るのでは..!
手話ドラマといえばオレンジデイズを思い出してしまう世代やけど、柴咲コウと妻夫木くんに匹敵する主人公となりそうで期待しています!
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最終話まで全話
突き刺すような台詞と
優しくつつみこむような台詞の
オンパレードで、
坂本裕二氏を受け継ぐのは
この方かもしれないと思うほどでした。
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