このレビューはネタバレを含みます
制作陣の原作愛にまず感謝。そして、正しいリスペクトにより「言わばスピンオフ」を心地良く着地させた監督の手腕に拍手。
作品内容自体は皆さんのレヴューを参照していただくとして…(笑)
チョン・ソニによる『スイン』『ハイジ』の演じ分けが、言うまでもなく良き。(鑑賞後速攻でインスタ探したわ笑)
キム・チョルミンおじさん(クォン・ヘヒョ)の『ビフォー・アフター』が更に良き。
無表情での演技が多くなる中、感情剥き出しのチェ・チーム長(イ・ジョンヒョン)とガンウ(ク・ギョファン)がストーリーの潤滑剤となる好演で、尚良き。
CGのクオリティや造り込んだ美術、ロケ環境に馴染ませた説得力あるアクション(高速道路を封鎖したコイツらならこう戦う・人間として走るより変型した部分で身体を引っ張った方が速い…)も、作品を理解しているからこそ表現出来るのかな。
でもまぁ最後の最後、『日本語にしてたった10文字』で俺ら日本の視聴者ほぼ全員をニヤけさせたのはスゴいし、かなりズルい(笑)