岩明均の代表作『寄生獣』を、『新感染』『地獄が呼んでいる』のヨン・サンホ監督の手によって韓国版としてアレンジ
寄生生物と一つの肉体で共生することになった少女が、様々な人を巻き込んで人類存亡の戦いに挑みます
設定を借りたオリジナル脚本でありながら、ただの怪物漫画に収まらない故となる原作の持つ魅力的な要素をサンホ監督が理解しているのが分かる脚本になっています
スリリングな物語が全6話という比較的少ない話数の中で展開されていくので、とても観やすい作品でした
変種の主人公、寄生生物対策チーム"ザ・グレイ"、寄生生物組織"ヘジン教会"の三つ巴の攻防も見応えがありました
全体的には血生臭い物語ですが、終わり方は爽やかなのも良かったです
主人公を手助けしてくれるガンウを演じるク・ギョファンが好きなので、彼の配役も嬉しいところでした