デヒ

コネクトのデヒのネタバレレビュー・内容・結末

コネクト(2022年製作のドラマ)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

2022.12.05.月
fikmarksの試写会にて2話まで鑑賞。
『悪の教典』、『初恋』などを演出した三池崇史監督の韓国のドラマ。
ミステリースリラー映画の巨匠らしく、ミジャンセンはもちろん、音楽の使用とvfxなどを利用したスリラー演出が良かった。何よりオープニングはとても鳥肌が立ち、期待感をさらに高めてくれた。
原作漫画の脚色をたくさんしたように見えるが、それが悪効果で、ストーリーの全体的な感じがルーズに変わった点が残念だと思う。また、警察の登場シーンは緊張感がなく、韓国映画のベタである警察コンビと新人の幼稚な会話と、事件の解決にヒントを与えた人が第三者ではなく警察の知り合いだったという設定は、あった緊張感も消えるような幼稚な設定だった。いっそ知らない人にしておいたら良かったのに。残念だ。しかし、VFXを使った原作のグロテスクさの再現度はとても素晴らしかった。
私が韓国人なので気になった点かも知れないが、言語的な乖離感があった。仕方ないと思うが、韓国語を日本語に翻訳してから脚色を経て、その日本語をもう一度韓国語に翻訳した感じ。これは俳優たちの演技にも影響を及ぼしたような気がする。ヘインが演じたドンスの台詞に違和感が何回かあった。それでもぎこちないだけで、感情を理解するのに困難はなかった。
予告編を見ると、アクションシーンがすごく楽しみだったけど、まだ2話までしか見てないから、早く結末まで見たい!!
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