全8話を３日で観てしまった。
終始、エンタメとして観ていることに対する罪悪感と背中合わせだった。
関西に住む私は当時、口をポカンと開けて、或いは眉をひそめて、ただテレビを観ていただけだった。
そんな私に何が言えるだろう。
当時この事態に関わったすべての人たちに頭を垂れることしかできない。
私たちの今の「便利/快適」はこんな危ないものに頼ってるのだということを実感するが、それでも、これは想定外の稀有な事としてしか受け止められずにこれからも原発ありきの社会は続いて行くのだろうな。
ただただ水で冷やすしか対応策がない、と建屋に水を撒き、かけ、注入するシーンは、シン・ゴジラのゴジラをやっつけるシーンに重なって、そうかそうだったのかと今頃気付くバカな私なのだった。
ラストが語りでまとめられてしまったのが、ノンフィクションとしてわかりやすかったということ利点はありつつ、エンタメとしては中途半端な終わり方になってしまって残念だった。
