チャレンジャー号の事故のように、技術者倫理の教材として見るべき作品。
これを人災というのであれば、電気を使っている我々や助成金によって潤って雇用を生んでる地方の事業者は全て共犯。原子力なんてなくても電力足りてるじゃんなんて短絡的な人間にはなっていけない。
当時私は就職活動中で、放射能怖い怖い言っててなんも出来ず電気のない暗い部屋で体育座りしてたけど、そんな中現場で何が起こっていたかが凄いリアルに描かれていて、命懸けで動いてた人たちには頭が上がらない。
確かに政府や幹部の動きには問題があるけど、それでもマスコミが報道しない頑張りがあった。
この事故をモチーフにしてることもあって、どことなくシン・ゴジラっぽい、竹野内豊の配役もそれか。主要キャストがかなり本人に似てて、とくに民主党の陣営が凄かった。
