手放しにおもしろいとは言えないジャンルの作品ですが、胸に響く内容でずっと忘れられない、考えさせられた作品。2011年3月11日の東日本大震災の際の福島第一原発事故を入念なリサーチを元に描いた事実に基づくドラマで、ここまで描いて大丈夫なのか？と心配になるほどのリアリティ。"製作陣は徹底的にリアルさを追求し安易な英雄譚や美談に仕立てることを避け、3つの視点による重層的なドラマによって、驚くべき真実をあぶり出していく"という公式サイトの解説通り現実を忠実に描いた作品だった。地震や津波、爆発のシーンはほんとに恐ろしくて心臓が痛くなったし、昼夜寝ずに作業に当たってくれた方々や決死隊のみなさんの活動にも涙が出た…
