このレビューはネタバレを含みます
天災に人間は敵うことはないし、資源不足な日本にとって原発が完全に悪だとは言えない。命を賭けて仕事を全うしてくれた人達がいるから今の日本があるよね。
今でも鮮明に覚えてるあの日、午前中に苦手科目の再試で学校に居た帰り道。いつもなら決まって友人達と寄り道をするのにその日は何故か特別な予定も無いのに帰らなきゃという感情が湧き上がってきてそのまま電車に乗って帰路に着いた。丁度家の前の道でふらっと転けそうになって躓いたのか眩暈かと思ったけれど、すぐ横の木も路駐した車も近くのガラス張りの店のガラスも信号も看板も周りの物全てが見たこともないくらい揺れていて地震だと気付いた。
テレビをつけると原発や津波、地震の被害のニュース、ACのCM。あの時は大きい余震はあったにしろ同じ日本とは思えないことがテレビの中で起こっていた記憶。
ドラマとしての面白さというよりも、脚色されてる部分はあるにしろ事実として事故があったこと、忘れないための記録として大切な作品。
Netflixのドラマにしてくれたお陰で海外の友人にも観てもらえるのが有り難い。
