どうしても、映画Fukushima50による既視感と、東京での自分自身の小さな被災経験が入り混じり、単純で客観的な感想を持つことが出来なかった。
ただ、良かったことは、菅元首相が無能なのではなく、経験の無い未曾有の危機に直面した一人の、誠意ある、ただ、弱い人間だったと気づけたことかな。
神戸の震災、ロンドンの爆破テロ、バンコクのクーデター。内外で天災人災を実際にはに経験してきた私にとって、災害の現場で復旧と向き合う人々を批評することは許せない。
OKYという言葉がある。海外勤務経験には知られた言葉だ。
お前、来て、やってみろ(Omae Kite Yattemiro)。
その言葉を久しぶりに思い出した。