このレビューはネタバレを含みます
沖縄で暮らしていた頃、キーの母親が
性被害に遭いそれから親子の間では沖縄に
関連することはタブーとされていた。
母親が被害に遭っているところを目撃してしまった。というトラウマから
キー自身も無自覚に沖縄への差別的な発言をしたり、自分を蔑ろに扱ったりしていたが
さくらにその事を指摘されて
今までは、母親だけが被害に遭ってしまった人で自分自身はただの目撃者だ。
と認識していたが
自分で自分も母親と同じ被害者だということを精神科医を通して認識ができた場面が
すごく、もしかしたらこの事実は
被害に遭った人達や様々なトラウマを
抱えている多くの人に気づきを与えるシーンなのではないのかと思ったし、実際に私自身もそう感じました。
背中を押されて強い気持ちになれる良い作品だと思います。
