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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~ パート 2の42のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

「神は私を助けない」というドンウンの言葉
神様は本当にいるのかもしれないけど、もしかしたら誰かにとって神様だと思っていた存在は本当は人間で、私たちはそれを神様だと思っているだけなのかもしれない。そして辿っていくとそれは自分なのかもしれない。自分が誰かを救ってその人が自分の見ていないところで恩を返す。自分の行動が回り回って自分に返ってくる。誰かにとっての神が誰かにとっては普通の人間で、私たちは全てが見えるわけじゃないからそれを神の仕業なのだと思っているのかもしれない。実際にドンウンは後に思い返して力を貸してくれたり優しく見守ってくれたりした人たちがいたことに気づくわけだし。
神について、家族について、過去について、そして復讐についてたくさん考えながら涙を流しながら観た。これはドラマだから上手くいったけど現実はこんな上手くいかないだろうし、苦しみをどうしようもなく耐えるしかない人たちはたくさんいると思う。時々ヨジョンのドンウンに向ける優しさにどうしようもなく涙が流れた。そうやって支え合って生きられたらいいね。
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