アンジェホンの好演とヨム・ヘランの怪演っぷりが炸裂。ヨム・ヘランは最後までやりきった。
主役を計3人の女性(過去映像あわせれば4人か)が演じるわけだが、最初のつかみがよすぎた。そこからのナナは絶妙。最後も悲壮感漂っててよかった。人選には文句ない。
ストーリー展開も文句ない。スピード重視で、サクサク。
バッドエンド韓国映画でさんざんこすられてきたような展開ではあるけど、それほど胸糞悪いわけでもないし、ルッキズムの闇、社会の闇を掘り起こしているのは、意欲的としか言いようがない。
意図した3部構成もとてもよかった。メガネちゃんこと子役の将来楽しみにしてる名脇役候補の一人キム・ミンソと思いがけぬ再会が嬉しかった。
鑑賞中も鑑賞後すぐもケチつけたくてしょーがなかったんだけど…孫なんだよ?って、伝えることはできなかったかなぁ? というところのもどかしさがね、逆によかったのかなーって今は思い始めてる。