評判良くて期待したけど、そこまでは?って感じ。
余命わずかなホテルの会長、北朝鮮に残した孫に会いたい、でもその孫はチンピラだった。そこで会長には安らかに旅立って欲しいという願いで、側近の総支配人は苦肉の策として「替え玉」を使うことにする。
↓ネタバレあります
もう最初から、無理すぎて。
なんでバレないと思うんだろうか。
売れないとはいえ役者なんだし、どこかで誰かは知ってるわけだし。
知人に出会う確率高いでしょう。
純粋におばあさんのことだけ考えてそうするというなら、家族みんなで秘密を共有して、みんなでおばあさんを「だます」べきだったと思う。
というより本物のムンソンともっと早く会わせてあげるべきだった!
チンピラだから会わせないとか、独善的すぎない??そんな権利ありますの??
ていうか、そんな簡単に見つけられるならおばあさんにだってもっと早くに見つけられたのでは???
正直ホテルの売却だのなんだのの話はほとんどどーーでもよかった。そのパートが全然魅力がない。
結局みんな善人なんだもの。
善人同士で争っても本気度が低すぎて。しかも身内、兄妹!
ドキドキもハラハラもヒリヒリもなーんにも。生ぬるすぎた!退屈!
クォン・サンウも立場的にぜんぜん存在感がない。
どいつもこいつも善人すぎるのよ。
セヨンの敵のセジュンさえ、あんな天真爛漫なかわいい奥さんに愛されてるんだから善人でなくてどーする?みたいな。
カン・ハヌルとハ・ジウォンのラブも、あり得ないでしょ。
若い人なら立場を超えて惹かれ合うのも若気の至りってやつでアリと思うけど、もうこれだけとうが立った年齢の男女なら、分別が邪魔するでしょうよ。
まだクォン・サンウとのほうが現実的と思ったわ。
分別といえば、カン・ハヌル、ほんとに余命のないおばあさんを連れ回して、あげく危篤に陥らせるのだけど、ムリにもほどがある。分別なさすぎ。
健康な人間だってしんどい強行軍の1日旅あんな末期ガンのしんどい人に…ムリムリ〜!
カン・ハヌルというより脚本家何考えてるん?
おばあさんの死に際の演技すごすぎて怖かったわ。
秋の童話のソン・ヘギョ思い出した。
敢闘賞は次男セジュ。
と、長男妻。
この2人、愛の不時着のセリの兄夫婦。
あの時も天真爛漫で好きな夫婦だったけど、今回も似たようなキャラでよかった。
偽ムンソンがバレたときこの2人が一番気の毒だった。
セジュの演劇参加は笑えた。
役柄も!